毒親育ち、解毒子育て☆

毒親エピソード+子育てエピソードを漫画で描いてます☆閲覧は自己責任でお願いします。

1からやり直す その2

元実家へ行ったあの日から、両親との思い出がだんだん鮮明に思い出せなくなってきました。(良い思い出も悪い思い出も)

前は匂いや感触までハッキリ思い出せたのに今は負の感情と一緒に記憶もぼんやりしています。

このブログの自分で書いた過去の記事を読んでも『そう言えばこんなこと思ってたな』とどこか他人事のように俯瞰して見ている自分がいて、戸惑いますが喜びが大きいです。

私の脳みそがやっと忘れるべき事項だと判断してくれたのかなと思います。

 

 

日常的に負の感情に囚われることも無く子供とも楽しく過ごせるようになり、

『私、変わったな』と実感しています。

しかし精神的にものすごく楽になった事で新たに考える事が出来てきました。

それは『あれ?私ちゃんと頑張ってる?』です。

今まで無意識でしたが『毒親育ちだけど頑張って生きてる自分』みたいなものに自分の存在意義を見出していたことに最近気付いてしまいました。

毒親育ちという肩書きが自分の中で薄くなった今、それ以外で自分が自信を持って頑張ってる事って…あるかな…。と考え始めてしまっています。 

若干の虚無感を伴って。


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子供達と一緒に居ることも今は本当に心から楽しくて、大変な事もあるけど辛いことは何も無いです。

とにかく可愛い!!

家事は元々好きだし、旦那さんは優しい…昔思い描いていた理想の『普通の家族』が出来てる!

今までの人生で辛い事や心配事が無いって事が無かったので『こんなに楽で良いのだろうか』と考え込んでしまいます。

幸せな悩みですね~。

余裕が出来るってこういう事なんですね。

これから先、また子供の事や親の事、仕事の事などで悩む事もあるとは思いますが今はこの幸せを噛み締めながら、自分が今前向きに頑張れる事を検討していきたいと思います。

 

 

 

1からやり直す。

最近本当に穏やかな日々が続いています。

元実家に行ってスッキリしたと前に書きましたが、一過性な物かと思ったのですがちゃんと続いています。

 

感覚で言うとこんな感じ↓f:id:nonousagi:20190212202354j:image

前は日常的に負の感情にぶつかって心が痛かったけど…

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ブログを始めてから記憶の整理ができてぶつかる事が少なくなり…

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今では普通に生活していて思い出す事もなく、存在すら忘れかけて居る感じです。

 

父の事に整理がついたら自然と母への感情も昇華された感じがします。

やっぱり私にとって母の許せない部分は父絡みのことなんだなぁとしみじみ思いました。

 

先日は夕食を作っている時に『お母さんが昔作ってくれた湯豆腐のタレ美味しかったな…レシピ聞いてみよ!』と思い立ち母にLINEしたのですが、それが普通に出来たんです!

今までは何か聞きたい事があっても『ついでに愚痴聞かされちゃったら嫌だから止めようかな…』とか『忙しくて面倒だと思われるかも』なんて思って極力接するのを避けてたのですがそういう感情が湧かなかった事に自分でもビックリしました。

そしてその時に思い出した子供の頃の食卓がとても暖かくて『嫌な思い出もあるけど良い思い出もあったんだよな…』と思えたんです。

 

子供に対しても接し方が変わりました。

これまではこぐまについ怒りすぎちゃったりすると『私がされてきた事よりマシ』とか『お母さんみたいな怒り方しちゃった…すごく嫌だ』とか『普通の親ならもっと上手くやれるのに』などと子供の反応を見る前に自分の感情をコントロールするのでいっぱいいっぱいでした。

しかし先日は怒った後にそういった感情が出てこずにこぐまの顔を見る余裕が出来、とても悲しそうだったので「お母さん怒りすぎちゃったね、ごめんね。大好きだよ」と素直に言えたんです。

 

実家に行っただけで急にこんな風になったので正直少し戸惑っています。

 

とにかく両親への嫌な感情が深く沈んで日常にはほぼ表面化しなくなりました。

良かった…。

ここまで来るのに本当に長かったです。

 

…と、ここまで書くといい事だらけな気もするのですがちょっと困った事も出てきました。(-_-;)

でも長くなったのでまた次回に~。

思い出の我が家 番外編②

妹は親友の死後、変わりました。

人を簡単に信用しなくなり「友達と呼べる人はもう出来ないと思う」と言ったり、気弱な性格だったのに自分の意見をハッキリ述べるようになりました。

きっと妹の中で色々な葛藤があったんだと思います。

そんな中でも今の旦那さんに出会い、結婚して子供も生まれました。

幸せな生活の中でも時々ふと、コアラちゃんの事を思い出し『毎年お墓参りに行こうと思ってたのに全然行けてない、コアラちゃんが居ないと寂しい、コアラちゃん苦しかっただろうな…』と鬱々している事がよくありました。

 

 

そして今回、妹はコアラちゃんのお墓参りを主な目的として地元に帰ったのです。

久しぶりの地元の景色は秋晴れに山が映えてとても綺麗でした。

お線香とお花を買ってお墓に向かう道中、妹が言いました。

「実は2、3日前から今日の事を考えると気持ち悪くなって正直辛かった。コアラちゃんに会いに行けるのに自分の感情がどうなるか分からなくて今も怖い…。」と。

私も全く同じでした。

実家に行って昔の記憶がフラッシュバックするんじゃないかとか、父への憎しみが増してしまうんじゃないかとか、色々考えてしまって吐き気がしました。

でも私も妹も過去を引きずりながら生きるより、例え嫌な結果になったとしても現状を変えたかった。

気持ちを整理するきっかけが欲しかったんです。

 

 

コアラちゃんのお墓は畑に囲まれた小さな墓地の中にありました。

妹は墓前に立つと静かに泣きました。

私は邪魔にならないように席を外し、10分程で戻ってくると妹の表情は涙は流しながらもスッキリした様子で「コアラちゃんに子供を紹介できた!」と嬉しそうに言いました。

 

 

帰り道ではお互い今までモヤモヤしていたものが晴れた感覚(私は父親との事)があり、「行ってよかったね」「スッキリしたね」と話していたのですがまだ興奮状態で何が理由でスッキリしたのかまだよく分かりませんでした。

2週間後、妹が私の家に遊びに来た時言いました。

「コアラちゃんのお墓に行く前、私コアラちゃんに対して『何も出来なくてごめん』とか『苦しかっただろうな』とか彼氏に対しての憎しみで頭がいっぱいだった。だけどお墓に行ったら『コアラちゃんはここで赤ちゃんと穏やかに眠ってるんだな』って不思議と思えたんだ。」と。f:id:nonousagi:20190125215610j:image

その感覚は私が元実家に行って感じた『あぁ、もういいや…』と同じような物なのかなと思いました。

理屈じゃなくふと腑に落ちる感覚というか…。

恐らく色々悩んだり考えたりしたからこそ辿り着いた感覚だと思うのですが、その場所に行かなければそれも得られなかったんだろうなと思います。

 

私も妹も他の人も、色んな事に悩んだり苦しんだりしても、こんなにスッキリ救われる事もあるんだと実感出来た旅でした。

向き合って良かった。

行って良かった。

思い出の我が家 番外編①

先日、元実家に行った事を書きましたが同行した妹には別の目的がありました。

それは10年前に亡くなった親友のお墓参りでした。

妹はその親友のお葬式の後、すぐに結婚して子供が出来てお墓参りはおろか地元にも帰っておらず、その事をずっと気に病んでいました。

今日はその事について少し書きたいと思います。

 


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妹の親友のコアラちゃんはとても優しい女の子でした。

いじめられっ子で不登校になりかけた妹を「私が一緒にいるから学校に行こう」と助けてくれたのがコアラちゃんでした。

それから二人はいつも一緒にいて本当に仲良しでした。

進路が分かれ、お互いに地元を離れても連絡を取り合っていて、妹は「親友はコアラちゃんだけ!コアラちゃんがいてくれたから私は人間不信にならずに済んだ」と言う程でした。

 

 

しかし妹が20歳の時、コアラちゃんが殺されたとの知らせが届いたのです。

コアラちゃんは地方で専門学校に通いながら一人暮らしをしていたのですが突然連絡が取れなくなり、不審に思ったコアラちゃんのお母さんが現地の警察に様子を見に行ってもらったそうです。

するとコアラちゃんの家から出てきたのはコアラちゃんの彼氏でした。

彼氏は何を聞いても「分からない」の一点張りだったで、警察の方が部屋を検めると押し入れからコアラちゃんの姿がありました。

変わり果てた姿で…。

死後1週間以上経っていたようで腐敗も進んでいましたが絞殺痕が確認出来ました。

警察官が彼氏を参考人として署に連行しようとした所、彼氏は「トイレに行きたい」と言って隙を作りその一瞬で窓から飛び降りて自殺しました。

コアラちゃんのお腹には赤ちゃんがいたそうです。

 

 

その後、地元でコアラちゃんのお葬式がありました。

免許を取りたてで長距離の運転に自信が無いと妹が言うので私が運転して連れていきました。

殺人事件で殺された若い女の子のお葬式なんてさぞや悲しみに満ち溢れているんだろうと想像していたのですが、取りたてて他のお葬式と変わった様子はありませんでした。

お葬式が終わったとの連絡を受け、妹を会場まで迎えに行くとコアラちゃんの弟と笑いながら話している妹の姿があり『帰り道はどんな言葉で慰めたらいいんだろう』と悩んでいた私は少しホッとしました。

帰りの道中、妹はお葬式でのコアラちゃんのお母さんとの会話を話してくれました。

 

母「コアラから来るメールがある日から変わったの。コアラはいつも1文ごと改行する癖があるのにそれが無くなって、文章もよそよそしくなって…。犯人が偽装してたんだね…」

妹「私、誕生日にメールもらったんです、これ」

母「…これは…コアラのメールだね…。この口調はコアラだよ…。コアラと仲良くしてくれてありがとうね、コアラの最後のメール貰ってくれたのがネズミちゃん(妹)で良かった。」

 

この話を話し終えて妹は号泣しました。

コアラちゃんがいない悲しみと、犯人への怒りと、もう誰も責めることが出来ない悔しさでぐちゃぐちゃだと妹は言いました。

私は一緒に泣きながらも何も言えませんでした。

 

長くなったので次回に続きます。

思い出の我が家②


元実家の少し手前に車を停め、家の様子を伺うと以前来た時とは様子が違いました。

庭木は綺麗に整えられ庭に雑草も生えておらず、家の壁も綺麗に塗り替えられていて家の中も以前のように荷物でギューギューな様子はありませんでした。

まるで昔、家族全員で仲良く暮らしていた時に戻った様でした。

そして車も変わっていました。

前は赤くてボロボロな中古車に乗っていたのに今回は大きなファミリーカーが駐車場にありました。

すると妹が「チャイルドシート付いてるよ!」と言うので目を凝らして見ると確かに後部座席に乳児用と思われるチャイルドシートが付いていました。

「えぇ!再婚して子供産まれたの?!」

「私たちの妹か弟?!」

「って言うかお父さんもう還暦過ぎてるのに…」

「…」

「…」

「でもなんか幸せそうで良かったね」

「本当だね」

とひとしきり妹と盛り上がり家の前を後にしました。

しかしどうしても相手の人がどんな人なのか気になったので近所に住んでいる妹の同級生にLINEで聞いてみると…

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『2年前くらいに引っ越したんだよ。今は新しい住人が住んでるよ』との事でした。

「再婚じゃなかったのか~」

「幸せに暮らしててくれたら安心出来たのにね~」

「まぁ仕方ないね」

「でも家まで様子見に行くとか、私達お父さん大好きみたいじゃんね(笑)」

「あはは、本当にね」

とこれまた妹と2人で笑いました。

 

 

この時、思いました。

『あぁ、もういいや…』って。

 

 

ずっと父を酷い親だと思っていました。

家庭を持っているのにギャンブル好きで酒好きで家は貧しいのにろくに働かなかった父。

母に暴言や暴力を振るい、私には中途半端な性虐待を行う父。

でも好きな所もありました。

母に怒られた時に庇ってくれる父。

一緒に遊びに行ったらこっそりアイスを買ってくれる父。

そんな父の好きだった部分を私は封印していました。

100%嫌いにならなければ父を捨てる事を正当化する事が出来なかったから…。

 

 

でも今回帰郷してふと、

『父にひどい事をされた事実は変わらないけど、父を好きだった事も本当の事だ。

それを偽らなくてももういいや』と思えたんです。

それは幸せだった頃の実家を思い出せたからなのか、

父の行方が分からなくなって接点が無くなった安心感からなのか、

父が再婚したと知った時(違ったけど)素直に喜べた自分がいたからなのか、

理由はどれか分からないけどそう思えた事が自分にとって大きな救いでした。

 

 

誰かを嫌うとか憎むっていうのは本当に疲れます。

負の感情を持っているということで自分に自信が持てないこともありました。

誰かを憎みながら自分が幸せになるのも難しいです。

それらから解放されて今はとてもスッキリした気分です。

勇気を持って行って良かったです!

思い出の我が家

先日、私とこぐま+妹と妹の息子(こいぬ)の4人で私が子供時代(0~19歳)を過ごした街を訪ねてきました。

今は父だけが住んでいる街です。

母と私達姉妹は離婚後にこの土地を離れてしまい、もう泊まれる家もないので友達の結婚式か同級会など誰かに呼ばれなければ帰る事もありませんでした。

今回も私の友達の結婚式が帰る理由でしたが、住んでいた家や父がどうしているのか気になって様子を見に行くことにしました。

 

 

実は10年前(離婚して5年後)にも1度行ったことがありました。(車から様子を伺っただけですが)

私達が住んでいた時とは違い、庭は荒れ果て、家も外からわかるほど部屋に荷物が乱雑に散らかっていました。

それを見て『お父さんにとって離婚したことはマイナスだったのか…やっぱり私はお父さんを見捨てたんだな。もっとしてあげられる事があったかもしれないのに…』と哀しい気持ちになったのを今でも鮮明に覚えています。

父に対して不信感や嫌悪感もあるものの、こんな風に申し訳ない気持ちも未だにあります。f:id:nonousagi:20181203004225j:image

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こんな風に色んな気持ちが共存している中で『今、あの家を見て私はどんな気持ちになるんだろう…』そんな思いで行ってみることにしたんです。

 

 

でも何となく前と同じような気持ちになるのかなと思っていました。

『1人で寂しく生きているお父さんを尻目に私は子供も出来て幸せに生活しているのに、お父さんに孫を見せに行くこともしないで…』とか…。

前回家を訪ねた時は性虐待されてた事を自分が認めてなかった(勘違いかもと思っていた)ので今回は父に対しての憎悪が増すんじゃないかとか、自分が抵抗しなかってせいで父の行為を増長させ、母を傷付けてしまっていたんじゃないかとか思うのかなとか…。

そんなことを考えていたら帰郷3日前くらいから胃はキリキリするし吐き気はするしで散々でした(;´Д`)

『自分で勝手にストレス増やしてアホか…結婚式が主な目的なのに…』

とやっぱり行くのやめようかな…とも思ったのですが今回を逃すと当分行く機会も無さそうなので頑張って行ってきました。

 

 

しかし当日…。

私の想像したものと全く違う光景を目の当たりにする事になったのです。

 

長くなったので続きます。

言えないよ~

先日こうさぎの一歳半検診に行って参りました。

お子様がいる方はご存知かと思いますが(地域によって違うかもですが)、検診に行く前に質問表が送られてきて記入して検診日に提出するんですよね。

子供に関する質問から

(言葉は何を話しますか、歩き出したのはいつ頃ですかなど)

親に対しての質問まで

(頼れる人はいますか、疲れてないですかなど)

色々あったのですが、今回は二人目と言うこともありサラサラ~っと書いて出しました。

こぐまの時は歩くのが遅かったり寝ぐずりが酷かったのでかなり細かく書いたんですが、こうさぎは特に心配なことも無かったので…。

その質問表を元に面談が始まり…

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「いや~、父親は酒乱で貧乏でしかも私、性的な嫌がらせ受けてたんですよね~。母親も見てみぬふりだし暴言も酷いしで大変だったんですよ~☆」

 

って言えるかっての!!

 

虐待の連鎖の芽を摘み取る為の質問だろうし保育士さんも仕事で聞いて下さってるって言うのも分かってるんですが…。

人に堂々と言えない過去が自分にあるんだと改めて自覚してしまって少し悲しかったです…。

もうかなり両親の事は心の中で整理出来たとこのブログで何度も書いていますが、やっぱり『性虐待を受けた人』と人から見られるのは恥ずかしいと思っている自分がいます。

人によってはその事を知ったら私との関係を断ちたいと思う人もいるんじゃないかと思ってしまいます。

保育士さんだって同じ市内に住む人ですから正直に話してご近所さんや友達に知られてしまったら…そう思ったら何も言えなくなってしまいました。

 

性虐待の中では私はまだ軽い方だったと思うのですが、それでもこの事を話せたのは主人と末の妹だけです。

これからも多分誰にも話せません。

誰かに理解して欲しい訳じゃないのですが、たまに自分の中だけでは抑えきれない感情に襲われます。

なのでこのブログで吐き出せるのは私の数少ない救いです。

本当にいつもありがとうございます。

今日も何とかやってます(;^ω^)